2007年 06月 24日
石峰寺 羅漢さん
江戸時代の画家伊藤若沖が晩年草庵をむすんだ事で知られています、墓地も大切に守られていました。
若沖の下絵をもとに彫られた五百羅漢が寺院裏の竹林に供えられています。表情豊かな羅漢さんが五百体も苔むしたり欠けたりしながらも保管され並んでいるのは珍しい事です、巡り歩きながら羅漢さんのユーモラスな顔を見ていますと何となく気持ちが楽になって落ち着いてきます。私の好きな寺院です、久し振りに訪ねました。
羅漢さんの表情をご覧下さい。







が、一度ゆっくり入らせていただこうと思いながら、行けずじまいでした。
奥はこんな風になっていたのですね。
羅漢さん、なんとも微笑ましいお顔をなさってますねー。
実物を見たら気持ちが癒されそうです。
やはり一度は訪れるべきでした・・・しまったぁ。
色々な表情をした羅漢さんが苔むしたままおおらかに並んでいるのがとても愉しいですよ・・・
でも残念な事にこの春に庭園荒らしが入って多くの羅漢さんが倒されました、すぐに直したそうですが三体だけは破損してしまって修復が出来ていないそうです、心ないいたずらに腹が立ちます。
そんな不届きモノが居るのですねー。
このお顔を見てそんなことが出来る神経を疑いますよね。
ホントにあの道のり何度歩いたことか・・・。
いつか機会はある・・と思いながら寄らなかった自分に「あっぽー!」と言いたいです。