京都非公開文化財特別公開 阿弥陀寺（山科区）

第６０回を迎えた京都の非公開文化財の特別公開の秋の部が１０月～１２月の期間中「京都古文化保存協会」の主催で開催されています、この秋は１７カ所の寺社が選ばれ多くのファンが観覧に訪れています。

　私も、この行事には注目していますが展示品や室内の写真撮影が原則禁止になっているのでよほど関心のある寺社だけ観覧に行っていました、今回は山科区の古刹「阿弥陀寺」が初公開になりました、その他に随心院、勸修寺が山科区にあって今回も選ばれたいるので３か所をまとめてめぐりました。

　最初に訪ねた阿弥陀寺は神亀５年（西暦７２８年）僧『行基』が開いたと伝わる古寺で最初は天台宗でしたが正平１２年に浄土宗に変わり現在に至っています。

　寺内では本尊の阿弥陀如来坐像〔カタログから転写〕（伝 恵心僧都作）や釈迦三尊図など色々展示がありましたが全て撮影禁止でした、本堂の写真も外から望遠で写しました。古代には大寺院だったようですが、今はそれほどでもありませんが山科地区に根を下ろして地域では存在感のある寺院のようでした。