一条戻り橋 河津桜満開

京都市内上京区の「一条戻り橋」のたもとで河津桜が一気に満開になりました。

　今朝訪ねてみました、満開が始まったところで花が輝いています、地域の人達やカメラマン・絵を描く人たちが三々五々訪れて楽しんでおられました。

　この【戻り橋】は平安時代から堀川に架かっていた橋でその頃は「土御門橋」という名前でした。

　その後、平安時代の後半に当時の漢学者であった三善清之が死んで葬列が橋の上まで来た際に、地方から駆けつけた息子の浄行が父に一目会いたいと願ったところ橋の上で、ひと時蘇ったとの言い伝えがあります、以来住民たちが「戻り橋」と呼ぶようになったとの事です。

　その他にも源氏の勇将「 渡辺綱」の鬼女退治や、占いの元祖「安倍清明」との関りなど、いろいろ摩訶不思議なことが起きたと伝わる橋です。