東寺 しまい弘法

新幹線が京都駅に近づくと北側の車窓に五重塔を眺めることが出来ます、京都を代表する「東寺の五重塔」です、京都に着くことを実感する瞬間です。

　その東寺は弘法大師が開いた世界遺産の寺院です、弘法大師は２１日に亡くなったと伝わっていて毎月２１日の月命日には大師をしのんで弘法市が開かれます、特に１２月はしまい弘法と呼ばれ１０００店を超す露店が出て大賑わいになる伝統の露店市です。

　今日のしまい弘法に私も行きました、最初に南門前の国道１号線を跨ぐ路上橋に登って五重塔の雄姿を眺めてから正門の南大門から入りました、門前から露店が並んでいて例年同様に参拝者や観光客が大勢来ています、コロナ前は目立った外国からの観光客は少なかったのですが代わりに日本人の来場がすごく多いように感じられました。

　来場の皆さんは本堂に参拝のあと、骨董や着物類、正月用の飾りや食品、花や植木など正月用品を盛んに求めておられました。

　やっと例年の師走のような賑わいが戻って来たように感じられる「しまい弘法」でした。私も大いに楽しみました。撮影していたら着物の店の前で笑顔でポーズを取ってくれる若い女性が居ました⑦海外からの観光客でした。