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城南宮「釿始式(ちょうなはじめしき)」

京都市南区の城南宮は古代の平安遷都の際、都の南の方角の守護神として建てられた由緒ある神社です、また建築関係の守護神としても信仰を集めています。
 その関係で今日、古式の大工道具を使って大きな柱を加工する仕草を奉納して建築土木などの工事の安全を願う「釿始式(ちょうなはじめしき)」と言う珍しい儀式がありました。
 この神事では、一本の大きな柱を切り・削り・仕上げる工程を、様々な昔ながらの道具を使う所作をもって表します。
 最初は鋸(のこぎり)で柱を切ります。次に指金(さしがね)が登場、二人で糸を張って寸法を測り、墨を入れます。続いて儀式の由来ともなった釿(ちょうな)の反った刃(やいば)で柱の三カ所を削ります。最後に槍鉤(やりかんな)で木材の表面を整えまとした。
 観覧の皆さんは興味津々で眼を凝らしてご覧になっていました。とても珍しいので私も寒さを忘れて観覧しました。
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by kamogawa35 | 2020-01-05 22:30 | 祭り | Comments(0)