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六道参り

京都では、8月の13日から始まり16日の五山の送り火に終わるお盆には各家庭で先祖をまつる供養が行われます、その前の7日から10日までの4日間に精霊(先祖霊)を迎えるために六道珍皇寺に参詣する風習があります。
これを「六道まいり」あるいは「お精霊(しょうらい)さん迎え」とも言い昔から続いている京都の行事です。
参拝者は門をくぐると最初に槇の束を求めます、この槇の葉に乗って先祖が家に戻ると伝わっています、そのあと鐘つき堂に並んで先祖を迎える鐘を撞きます。
 平安時代、この辺りは葬場になっていたので冥界との境になる六道の辻と呼ばれていたことからこの珍皇寺も通称「六道さん」と呼ばれていてこの辺りを六道の辻と称しお参りに来る習慣になっていました、今もその習慣は続いていますが年々参拝者が少なくなっているように感じます。
 例年の通り参拝しましたがすごく暑い一日でへとへとになりました。
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by kamogawa35 | 2019-08-08 21:19 | 京都の四季 洛東 | Comments(0)