五大力さん 積善院準提堂

左京区の総本山聖護院門跡の東の一画に塔頭の「積善院準提堂（しゃくぜんいんじゅんていどう）」があります、聖護院と深くつながる寺院です。
今日はまつってある五大仏菩薩が開帳される大切な日です、多くの参拝者があり盗難除けなど厄除けの御利益を願いました。
参拝者には粕汁が無料で接待されます。
　本堂では山伏たちによる柱源護摩法要が厳粛に行われていて参拝者は自由にお堂に登って手を合わすことが出来ます。
そのあと僧侶と山伏一同が集まりお札焼き行事が盛大に行われました、あたりに山伏の法螺貝の音が響き渡り独特の雰囲気があって心が洗われました。
住職さんをはじめ山伏の方々も親切で気持ちの良い五大力さんを満喫しました。
　堂内でお手伝いをされていた女性山伏のFさんに境内を案内いただいて珍しい「人食い地蔵」にも手を合わせました、感謝です。
　私の傍で行事の全てを熱心に撮影されている女性が居られました、聞いて見たらタイ国の大学の先生で熊野古道を歩く「熊野もうで」を研究するために来日され京都大学で短期研究留学されているD先生でした、とても熱心に研究活動をされている事が言葉の端々に感じられて好感が持てました、充実した研究の日々をお祈りしました。