2013年 06月 03日
蓮華寺 青もみじ
蓮華寺はもともと時宗の寺で京都駅八条口あたりにあったそうですが応仁の乱で荒廃、江戸時代になって天台宗の寺院として移ってきたそうです。
紅葉の名所として近年人気が高く秋には人であふれます、落ちついて眺められるのは青もみじの今です。
小さな門を入ると石の地蔵さん達と苔の前庭に立つ銀杏の樹が迎えてくれます。
メイインは書院から眺める池庭です、最後部にまったりと座って柱越しに緑が盛りの美しい庭を眺めていました、そこへ団体旅行の女性群が・・・・説明の住職が「この庭は書院の一番後ろから柱越しに見るのが一番美しく見えるように造ってあるのですよ!・・・」と言っているのに全員最前列を競い座ってしまいます。
雰囲気が壊れました。
退散です、回遊庭園に出て本堂で参拝、苔と楓の交響曲です、ほんの数分でしたが本堂奥の森には傍を流れる高野川からの霧が立ち込めて幻想的な風景が出現しました、感激しました。