2013年 03月 05日
悪縁切りの安井金毘羅宮
元々は悪縁切りが主でしたが近年は「悪縁を除いて良縁を得る」の両方を叶える「こんぴらさん」と人気爆発です。
社務所前に高さ1.5メートル、幅3メートルの巨石があって、中央の亀裂を通して神様の力が円形の穴に注がれているそうです。
「〇〇さんと幸せに結婚できますように」という可愛いらしいお願い事から、「夫と浮気相手との縁を切って下さい」といった事まで、皆さんの様々な願いが書かれた「形代(かたしろ)」(身代わりのおふだ)が貼られ、碑が見えないほどになっています。
参拝の皆さんは「形代」に切りたい縁・結びたい縁などの願い事を書き、「形代」を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐります。これでまず悪縁を切り、次に裏から表へくぐって良縁を結びます。そして最後に「形代」を碑に貼って願い事が完成です。
本殿周りの絵馬所には愛憎のもつれを断ち切りたい願いなど、縁切りを願う生々しい願いの絵馬が多く掲げられていて寒気がしそうです、もちろん良縁を願うものや入学就職祈願のものも多くありました、良縁成就の絵馬を載せておきます。
この日は桃の節句で若い女性やカップルが大勢来て楽しそうに願いを書いていました。








by kamogawa35
| 2013-03-05 20:57
| 京都の四季 洛東
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