2012年 08月 08日
六道参り
昔からこの時期に先祖の霊を自宅に迎えお盆の16日まで家で大切に守ります、そのために京都の庶民たちは六道珍皇寺を訪ね、自宅で霊を迎えるための高野槇を求め、本堂に参って先祖の卒塔婆を貰い霊を迎える「迎え鐘」を撞いて自宅に持ち帰ります。
私も子供の頃、親に連れられて六道参りをしていました、掲げられた「地獄極楽図」が恐ろしかった事を覚えています。
平安時代の昔から続く民間信仰の行事で大勢の参拝者がある夏の定番行事です。
またこの辺りは昔から「鳥辺野」と言われる葬場との境界で、辺り一帯が現世とあの世の「六道の辻」とも伝えられています。
六道珍皇寺では六道の辻はここだと言っていますが判りません。
いつもは陽の落ちた涼しい時間に行くのですが今日は朝から爽やかな風が吹いていたので日中の参拝にしました、でも暑かった!