2012年 07月 01日
浄瑠璃寺 九体阿弥陀仏
この辺りは古代は奈良朝のエリアでこの寺も奈良西大寺が総本山の真言律宗の寺院です。寺の名前の「浄瑠璃」は本尊の薬師佛の浄土が浄瑠璃世界である事から名付けられたそうです。
京都南部の寺では最も好きな寺院の一つでみどりの濃くなったこの時期の参拝は期待大でした。
いかにも農村地域らしい土の参道を進み山門をくぐると中央の宝池の向こうに東の薬師佛をまつる国宝の三重塔がみどりの木々の中に朱色の姿で立っています、正に一幅の絵です。
参拝はまず三重塔の薬師佛に参拝、池周りのみどりを愉しみながら回遊し西の阿弥陀堂(国宝)まえに戻ります。
本堂裏では美しいアジサイが満開でした。
堂内には日本で唯一揃っている藤原時代の九体阿弥陀仏(国宝)が並んでいて気持ちが引き締まります。静かに眺めていると何とも言えない良い気分になれます。撮影禁止のためカタログから転写しました、雰囲気だけお楽しみください。
ここには他にも国宝や重文の仏像などが数多くあり仏像ファンにはチョーおすすめです、奈良観光の続きで訪ねられるのがベストです。










この時期は木々の緑がきれいでしょうね。
二年前においでになりましたか・・・・
ここは四季毎に花が咲いていて廻りの山里風景と併せて癒されます、特に門を入って目に入る浄土庭園越しの三重塔の眺めはサイコーです。もちろん本堂の九体仏も魅力いっぱいですねー