2012年 03月 20日
染の公開工房ツアーと のれんスタンプラリー
それにちなんで中京区の油小路蛸薬師の本能学区まちづくり委員会①の主催で「染の公開工房ツアー」や古来からの伝統色で染めた「のれん」スタンプラリーが行われました、面白そうなので参加しました。
本能学区は織田信長が常宿にしていた本能寺が昔あった地域です、光秀によって信長が討たれた際に本能寺は焼失しました、現在の本能寺は秀吉の区画整理よって寺町御池に移されたものです。
本能まちづくりのボランティアさんの案内で染型彫り職人の田井中さんの工房と型友禅職人の中東さんの工房を見学しました。
日本伝統の和装市場が縮小してゆくなかで代々続く友禅の技術を守っておられる姿に敬服しました。
中東さんの工房で写させていただいた②~⑥型染めをご覧ください。
また同時に日本伝来の染料で染められた40色の「のれん」が地域の商家や民家に飾られそれを見て廻るスタンプラリーも開催され⑦~10 多くの参加者が家々を楽しそうにめぐっていました。
どちらも魅力的で楽しいイベントで満足しました。
10年以上続いた企画で人気もありましたが残念なことに今年で終了になりました、出来る事なら復活してほしいと願っています。
日本伝来の染料は、絵具では出せない渋さがあり上品です。
今年でイベントが最後なのは、私も残念です。
京都の伝統的な染めを披露する、せっかくの機会なのにねぇ。