2011年 08月 23日
小山郷 六斉念仏1
六斉念仏は足利時代から行われていたようですが盛んになったのは江戸時代の事です、純粋な念仏をささげる六斉と民衆を楽しませる芸能六斉と二つの流れが出来ていて現代まで続いています、どちらも「無形文化財」に指定されています。
現代の北区小山町周辺が小山郷と言われていてその頃の農家が中心になって芸能系の六祭を続けて来ました、この日の会場になった上善寺(六地蔵の一番札所)の他にも2カ所で六斉念仏を演じます。
八時から十時まで鉦・太鼓・笛の演奏と踊りや猿廻し、獅子と土蜘蛛などの演目が上演されました。
永い年月経て現代に引き継がれた六斉は土着的な雰囲気に満ちた踊りや演奏で無形文化財にふさわしい楽しいものでした、満足しました。
最初は全員の鉦笛太鼓の演奏で始まり徐々に踊りが加わり動きも激しくなってゆきました。