2011年 05月 16日
南禅院 青もみじ
南禅寺本坊の手前赤レンガの水路閣の上にある南禅院は鎌倉時代中期、高倉天皇が離宮として営んでいたのを寄進されて禅寺としたもので南禅寺発祥の地だそうです。
建物は最初の離宮遺褠が1393年の明徳の火災で焼失、更に応仁の乱でも燃えてしまい現在の建物は綱吉の母桂昌院の寄進による三代目で1703年完成だそうです。
庭園は離宮のおもかげを残した池泉回遊式で深い樹林に包まれた幽遠な雰囲気は格別で天龍寺・苔寺と共に京都三名勝庭園に指定されています。
由緒ある塔頭なのに隠れているためか訪ねる人が少なくいつ訪ねても落ち着いて時間を気にせずに拝観できるのが魅力です、今回は庭園を巡りながら青もみじをたっぷりと観賞しました。









深ーい、濃い緑はパワーをくれますね?
ありがとう、 深み有る京都の情景を届けていただき感謝です。