2010年 10月 11日
八瀬 赦免地踊り
これは江戸時代に八瀬の土地の永代地租免除の特典が守られたことを祝って始められた奇祭で、夕刻7時頃から頭上に赤紙でつくった透かし彫りの切子型灯籠を乗せた8人の女装した少年が町を巡ったのち太鼓や花笠道中の少女たちの先導で神社に到着し音頭取りの太鼓に合わせて静かに踊りを奉納しました。
前からこの催しがあることは知っていましたが夜のことで躊躇していました、今回思い切って行ってみました、神社前では照明もほとんど消され昔のままの山村の祭の雰囲気が残っていて感激しました。
江戸時代の昔からこのような珍しい祭りがよくも今日まで続いていたなと驚きました、無形文化財になっている理由がよくわかりました。
灯籠は4キロ位と重いので女装した少年が踊るようになったようです。1.2秋元神社 3.少女たちの花笠道中の先導で灯籠が到着 4.5.6.女装した少年が灯籠をかぶって踊る
7.少女たちの花笠踊り
彼岸花の赤、白、黄色を鮮明な写真でとくと味わわせていただきました。
赦免地踊りは夜の暗がりの中で繰り広げられるため土着の民族芸能の見本のように思える素朴でどこか妖艶な感じのする祭でした。来年はぜひご覧になってカンナさんのブログにアップしてくださね!
コメントありがとうございました。