2010年 08月 29日
残暑の嵯峨野 落柿舎
この暑さに怖れをなしたのか誰もいませんでした、1時間近く誰にも会わないのは珍しい経験でした。
歩いているとどこからか猪脅しの音が聞こえてきました、さえた音にひかれて近づいて行くと俳人去来が住んでいた洛柿舎につきました。
向井去来は芭蕉が最も信頼した高弟で芭蕉はここへも三度も訪れています。
柿の木以外何もないと思っていたら夏の百日紅が咲き乱れていて思いがけない玄関の景色を見る事が出来ました。
拝観料200円と格安でした、狭い敷地ですが一人占めで愉しみました。
俳句もどうぞと誘われましたが不調法不調法と連発して辞退しました、でも吟られたら良いな~・・・・と思えたひと時でした。