山歩き 卯の谷

京都は昔、豊臣秀吉が都の平安のため土塀で町を囲ませる大工事を行いました、「お土居」と人は呼んでいました。
京都への出入りはそのお土居に設けられた「京の七口」と呼ばれる出入り口で管理されていました。今も荒神口・丹波口・粟田口など地名に残っています。
その一つ「長坂口」は北区千束から杉坂・周山方面に抜ける道にあり玄琢下にはお土居の一部分が今も残っています。
その長坂道の旧道を杉坂に向って歩き途中の卯の谷を登りました。車も入らない道で山の静寂を体感しました、ウツギや野生のアジサイ・野アザミなど夏の花がいろいろ見られ一人歩きの醍醐味を味わいました。